医者が副業をやることは可能なんでしょうか?

 

医者に副業をやる人が少ない理由は三つあると思います。

 

  1. 本業が忙しい
  2. 勉強量が多い
  3. 本業の収入が高い、かつ安定している



 安定して定時で帰れるような医者はあまりいません。 また、土日祝日も回診があったり、時間外に呼び出されたりします。家族がいる人であれば、家庭の時間を確保することも困難な人も多いです。そんな中で、副業のスキルを身につけることは容易くはありません。

特に、初期研修を終えた3年目以降の若手医師については、実働部隊として 病院の最前線で働きまわり、かつ専門の勉強も進めなければならないため、時間の余裕はなかなか生まれないものです。

 

 そしてそもそも、本業である医師の収入が安定して高いので、副業を始める大きな理由である「副収入を得たい」という欲求が生まれません。 

 

 それでも僕が、副業を始めようとしている理由は「純粋に興味がある」と言う気持ち、そして「純粋にもっと稼ぎたい」と言う気持ちがあるからです。

 

 医学の勉強を疎かにして、副業の勉強ばかりしています。診療の場面でうまくいかないことがあると、普段の勉強不足を負い目に感じてしまうことも多多あります。命を預かっている職業なのだから、医学の勉強1本に集中すべきなのではないか、と。同期との知識の差を見せられるとより一層そのような気持ちが湧いてきます。

 

 ですが、一度きりの人生において、自分のやりたいことがやりたい時にできないのは本当にもったいないと思うんです。貴重な20代の時間を、とにかく経験に投資し、視野を広げるべきだと思います。