仕事を覚えるには

1年前、僕はとにかく仕事を覚えるのが遅かった。

そしてこの1年間、その理由を考え続けてきたが 初めて職場に後輩ができたことで、その理由が分かってきた。

 

結論はこうだ.。

  1. 仕事を教えてくれる先輩が一個上になかった
  2. 一個一個の作業の意味が分からなかった
  3. 3,同期の数が少なく、仕事教え合う機会が少なかった

 

以上の3点だ。

 

もちろん、仕事を積極的にやらせてもらったりだとか、仕事を見つけようとする努力が足りなかったのは否めない。全てを周囲の環境のせいにするのは間違っている。

 

 しかしながら、やはり環境に恵まれていないと、何をするにせよはじめの一歩が踏み出せなくなる。 研修医である自分がすべき仕事許される仕事の範囲が把握できないからだ。 これを上からのアドバイスなしで判断するのは明らかに効率が悪い。病院の仕組みが分かっていないと一個一個の仕事の意味すら分からなくなってしまうだろう。

 

同期がたくさんいれば仕事覚えるスピードは格段に上がっていただろう。

教え合うことは思考の整理と知識の定着に結びつく。頭の回転も速くなる。 例えば、学校教育においても、何十人もの生徒が漫然と講義を聞くことよりも、同級生や先輩後輩同士で教え合うような屋根瓦式の教育がはるかに効果が高いことも頷ける。

 

これからも、新たな環境で仕事をするような機会は沢山あるだろう。 その環境の仕組みをいち早く理解し、仕事を効率よく覚えるためにはどうする?周囲に力を借りることをためらってはいけない 。 周囲の人にどんどん分からないことを聞くこと。その中で次第に仕組みを理解していけばいい。自分で考えて行動するならそれからでも遅くない。