本当に医者やりたいか

ようやく臨床の面白さがわかってきて、仕事も勉強も楽しくなってきているところだが、死ぬまで人生を医学の道に捧げたいという意思はあまりない。今はとにかく色んなことに興味が湧いてきてしまって本業(臨床医学)の勉強が疎かになるほどだ。

投資や経済も勉強したい。麻雀もしたい。ピアノも練習して上手くなりたい。ゴルフもちょっとやってみたい。旅行もめっちゃしたい。US-MLE受けてみたい。プログラミング習得して、医療用AIの開発に携わってみたい…まさに観念奔逸。一つの事に集中できなくなってしまう。

 

「趣味なんかじじいになってから色々始めても遅くない。研修医の2年なんてあっという間なんだから、もっと貪欲にaggressiveに勉強しろ!」

 

なんていう“喝”もかつて指導医に言われてしまったわけだが、たった一度の人生、自分のやりたいことは何でもやりたいと思ってしまう。

 

そうなると、残りの人生の大部分を自分の専門分野に集中する、っていうのは、今の自分の理想とする人生像ではないのではないかと思われる。でも3年後には専門分野をひたすら極めるための修行の期間になる。ひたすら修行。悟空みたいに。

 

 

とにかく今は何でも吸収して(インプット)、実践して(アウトプット)、フィードバックして、っていうことを繰り返して…このスタイルを崩さず、習慣化して2年で1人の医者として自立するつもりで。時間を生み出す、無駄にしない。でも睡眠時間は確保する。

 

自己啓発ブログになってしまっているわけですが、本来ならもっと漫画とか医学書の書評とか、寸評とか書きたいと思っていました。

そこまでの余裕はまだ生まれていないけど…