上の人に頼ることも大事。だけれども…

今日は急患対応に5時間もかかってしまった…

発熱、意識障害で搬送された患者さんだが、元々脳梗塞があり右片麻痺、失語もある。しかし今回は左半身の脱力も認め、神経学的な評価が必要となった。また、発熱の精査も必要であったため、各種培養(血液、尿、喀痰)も提出した上で画像の評価もしなければならなかった。まず血培を取るのに鼠径部からなかなか採取できず、余計な手間がかかった。その後画像評価、病歴聴取、画像表か等々でも時間がかかり、最終的にはノンスペ(non specific; 該当する診療科がない患者)入院の方針となったが、ノンスペ担当の先生から「これは呼吸器内科に相談すべきだ」となり、呼吸器内科にコンサルトすることに。この時点で5時間はかかっており、患者とその家族をかなり待たせてしまっている。さらには日勤帯ギリギリで紹介された先生にも迷惑がかかってしまった。

 

それでもまず自分でファーストタッチから帰宅、入院、他科紹介まで捌く訓練はしていく。研修医だからといって上から教えてもらうだけでは成長もできないし学びもない。試行錯誤し、どう実行していくかまで考えコンサルトし、フィードバックするという流れを今後繰り返し習慣化しよう。