2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

本当に医者やりたいか

ようやく臨床の面白さがわかってきて、仕事も勉強も楽しくなってきているところだが、死ぬまで人生を医学の道に捧げたいという意思はあまりない。今はとにかく色んなことに興味が湧いてきてしまって本業(臨床医学)の勉強が疎かになるほどだ。 投資や経済も…

上の人に頼ることも大事。だけれども…

今日は急患対応に5時間もかかってしまった… 発熱、意識障害で搬送された患者さんだが、元々脳梗塞があり右片麻痺、失語もある。しかし今回は左半身の脱力も認め、神経学的な評価が必要となった。また、発熱の精査も必要であったため、各種培養(血液、尿、喀…

社会保障制度を学ぶべき

医療に携わるものであれば社会保障精度に詳しくなければ… 診療報酬や保険制度についてもイマイチ理解しきれていない部分はある。 医療費確保のために用意されている国庫のこと。 今後避けられぬ人口減少とそれに伴う2025年診療報酬改定。 経済、経営のことも…

課題の分離

アドラー著「嫌われる勇気」で語られている「課題の分離」という概念がある。 人は皆周囲の人の自分に対する評価を気にしがちである。 他人の期待に応えたいとか、他人に褒められたいとか、認められたいという欲求は人間が本来的に持っている。 つまり、人は…

NIHSS

脳梗塞疑いのPtに必ず行うNIHSS(National Institutes of Health Stroke Scale)。 簡単に評価できるものと思っていたが、そもそも脳卒中の患者は意識状態がよくなかったり、麻痺や失調があって評価しずらいことが多い。症状も多彩になるためその都度評価のし…

ICU 管理、人工呼吸

救急科ではICUの患者の管理もしているが、経過、病態がかなり複雑でなかなか介入する勇気がもてず、ただ漫然と回診をしているだけの毎日になっている。せっかく人工呼吸を使っている患者もいるのに手をつけれず、教科書(持っているのはレジデントなら誰でも…

エコーを駆使したい…

救急科を回っている間に何とかエコーを駆使できるようになりたい。 エコーで様々な病変を見つけられるようになれれば診療の幅は格段に上がるし、診断もスピーディになる。 FASTや心エコー、胆嚢や肝臓、腎臓や膀胱くらいしか現時点では描出できない。精度も…

先輩に気つかうな!

サイコパスがモテる。サイコパスとは、他人に気を遣わずに自分の思うがままにやりたい事を優先でできるやつのことを言う。 先輩に合わせて自分が本当にやりたい事ができないなんて生きてる意味がないと思え。 今回の救急セミナーでも、先輩にがやりたい事に…

ER アップデート in 沖縄

沖縄の救急セミナーにやってきた! が、滞在中ずっと雨予報。マリンスポーツは断念。 移動中、一緒に来た研修医2年目の先輩と語り合う。 将来、医師の収入はどんどん下がっていく可能性がある。 高齢化は物凄い勢いで進んでいるが、一方で人口減少は加速して…

地元を離れるか否か

地元 に居続けて26年になろうとしている。 そろそろ新天地に飛び立ちたい、という思いが沸々とこみ上げてくる。 そして日曜日、そんな感情を後押しするような有力な情報を得た。 京都大学脳神経外科の研修プログラム。 京都住んでみてー大阪通いてーー…! だ…

めまい…鑑別できない

Presyncope(意識消失発作)、vertigo(回転生めまい)、diziness(浮動性めまい) と、一口にめまいといっても症状には何種類もあり鑑別が困難になりがちである。「めまい」という一語ですべての症状を包括するというのがそもそも臨床現場を混乱させている原…