味は関係ない?

 

とある用事で1泊だけ東京に行ってきた。

 

上野〜銀座周辺を観光。

土曜日ということで、銀座は歩行者天国を設けていたため、活気に満ち溢れていた。

 

特に買いたいものや見たいものがあるわけではなかったので、東京駅・上野駅あたりで食べログ評価の高いレストランをピックアップし、ソログルメツアー敢行。

 

有名洋食店のハンバーグやグラタンに、とんかつの老舗、ケーキの名店、カレーの名店…

 

どれも確かに美味しかったけど…ふと思った。

 

「これ全部、店の名前を伏せられた状態で、自宅のテーブルにポン、と出されても、感動するほど美味しく感じるか?」

 

おいしいと感じるにしても、感動はしないんじゃないか。

もちろん美味しいのだが、そこら辺の洋食屋が作りました、と言われてもそこまで驚かないかもしれない。

 

もしかしたら、老舗だとか、口コミが高いとか、店の外観、内装、雰囲気が良いだとか、そういった環境や評判などの外部因子の方が、集客に影響しているんじゃないかと思われる。

 

銀座みたいなショッピングエリアでも同じで、銀座っていう箔がつくことで商品にいかにも付加価値が与えられている。

 

ほとんどの商品は、品質、コストで差別化を図るのは、完全自由競争市場が浸透している今の時代では困難なのかな。