根拠のない自信

 

自信の根拠は求めてはいけないものです。 なぜか…

 

人は他人より何かに優れていると分かった時に自信を持つようになりますます。逆に言うと、他人に何かしらの点で劣っていると分かった時には、自信を失うわけです。

 

自分もあらゆる場面で、人と優劣を比べては、 自信を失うということを繰り返していました。 勉強、スポーツ、恋愛、仕事。「あいつは自分よりできる」と考えてしまうと、 すぐに自分の能力のなさを嘆き、 落ち込んでいました。または、自分のちっぽけなプライドを守るために、心の中で優秀な他人のあら探しをしていました。

 

上には上がいる、下には下がいる、と言うのは紛れもない事実です。だからこそ競争が生まれ、人に成長のきっかけを与えるというのも事実です。けれども、 自信の根拠は人との優劣に基づいて構築すべきものではないです。メンタルの浮き沈みが激しくなり、QOL が下がります。

 

根拠のない自信を持つことができれば、他人のいいところも素直に認められるようになるし、他人を素直に応援する気持ちにもなれます。また、うまくいかないことがあっても、すぐに気持ちを切り替えられるメンタルが身につくでしょう。

 

自分に確固たる自信をもつコツは、

1.過去の自分と比べ成長したところを見つけること

2.しょうもないことでも自分を褒める

です。

 

  1. わかりやすい例でいえば、懸垂を今まで5回しかできなかったもの、筋トレを頑張って10回までできるようになったら、それははっきりと自分に自信を持つ根拠になりうるはずです。(だからこそ、筋トレは正義)
  2. たとえば、 ゴミを投げてゴミ箱に見事に入ったら、「俺マジでセンスあるな」って自分に言い聞かせるとか。 髪型をセットしたら、「今日も俺マジでかっこいいわ」って思い込むとか。

 

こういったことを習慣付けるだけで、 自分自身を持つことは簡単にできると思います。昔の自分にも言い聞かせてやりたい…