主体的に関わる

主体的に関わる。

 

これが全て。

「自分が患者を助ける」と思ってやらないと何も身につかない。

研修医というポジションは責任が問われにくい為に、このような当事者意識が抜けてしまう。

 

「漫然と過ごしても初期研修は平穏な日々を送れる。しかし、そのまま2年を経たとして、主体的に診療に関わった研修医との差は歴然である。」

 

2年目の先輩研修医が最後に残したメッセージ。

身体に鞭を打たれたような気分になった。

 

じゃあ主体的に関わるために何をしたら良い?

 

カルテを書いて、頼まれた仕事をして、退院サマリーを書いて・・・その日の仕事は終了?

それじゃ三流以下だ。ただ上級医のケツを追ってるだけ。

 

SOAPの'A'(Assesment:評価)、'P'(Plan:計画)

に重点を置く。その中でもAの部分ではとにかく'PDCAサイクル'(Plan→Do→Check→Action)を意識し、カルテに記載しよう。

Plan: 仮説を立てる(患者のプロブレムリストをあげる→何が起きているのか仮説を立てる)

→何をするか計画を立てる。

Do:上級医に自分の計画をsuggestionし、オーダーしてみる。

Check:実行の結果どうなったか評価。

Action:さらなる改善を目指す(→Planに戻る)

 

すごく当たり前のこと書いた。でもこれができないといつまでも自分の実行できる範囲は狭いまま。より上の面白い仕事は任せられない。